Cinema Life Career

映画紹介を中心に、仕事観やキャリアについてなど、世界観や見えていること、日常の中で感じていることを徒然なるままに綴っていきます。

【報道番組】金大中事件〜狂気国家がもたらすもの〜

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「真相!昭和の事件史」を観ている。

こういった番組は、もっと増えて欲しい。

現代の日本は、平和と自由が当たり前になっている。

その当たり前が当たり前ではないことを痛感する。

 

金大中事件の特集が組まれていたが、この事件は、国家のあり方、民主主義を国家から獲得することの難しさ、正義も大きい組織に背くものであればとてつもないリスクになり得ること、を考えさせられる特集であった。

 

金大中事件(きんだいちゅうじけん、キム・デジュンじけん[1])は、1973年8月8日大韓民国の民主活動家および政治家で、のちに大統領となる金大中が、韓国中央情報部 (KCIA) により日本東京都千代田区ホテルグランドパレス2212号室から拉致されて、船で連れ去られ、ソウルで軟禁状態に置かれ、5日後にソウル市内の自宅前で発見された事件である。(Wikipedia参照)

 

韓国は、現在こそ民主主義国家として成り立ってはいるが、当時はとてつもない共産主義国家(狂気国家)であることがよくわかる。

表面だけでは決して見えることがない、揉み消しにされる裏側の闇。

 

共産主義国家下では、トップに立つ者が、「利己的でない正義」と「国民のために」動ける人であれば、よいかもしれない。

ただ、それ以外であれば、狂気的な暴走に陥ったときに取り返しがつかなくなる。

 

そんなことが起こりそうな予感に危機感を持った金大中が、一念発起して、民主主義国家を創るために、政治家を志すが強力で大きすぎる国家の前に崩れそうになる。

 

韓国にいたら危ないと、妻が日本に金大中を送り出したが、そこでまさかの事件が起こった。

それが上記の金大中事件である。

 

拉致されたときに金大中がどうなっていたのかはわからない。

でも、やはり大きな組織と闘い、革命を起こすことは、相当のリスクがあることがわかる。

 

金大中は、そういった組織にも打ち勝ち、大統領になることで、民主主義実現のために奮闘し、ノーベル賞を受賞した。

その背景には、民主主義実現のために、力を合わせた民衆(国民たち)がいた。

それだけ民主主義を獲得することは難しいことであることもこの番組で知った。

 

共産主義国家下では、トップによって、国民の平和と自由が危ぶまれる危険性がある。

民主主義は、(国民の民度が追いつかなければ)完璧であるとは言えないが、ベターであることは間違いない。

 

狂気国家は国や人をおかしくしてしまう。

狂気国家ほど怖いものはない。