Cinema Life Career

映画紹介を中心に、仕事観やキャリアについてなど、世界観や見えていること、日常の中で感じていることを徒然なるままに綴っていきます。

【映画】亜人 〜DEAD and ALIVE〜

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原作は未読。

完全にキャスト目当てで鑑賞したが、思ったよりもおもしろくのめり込めた。
ファンタジーアクションは、アクションシーンだけでも楽しめるのは楽しめるけど、今作では社会派的な要素も盛り込まれているからよりおもしろかった。

亜人とは、死んでも生き返る、いわゆる不死身であるが、それ以外は人そのもので、見た目は普通の人と何ら変わらない。
不死身というだけで、人と同じように痛みを感じるし、感情もある。

それなのに、人として扱われずに政府に実験台として殺され続ける。
さらに、報道やSNS等で、よくわからずにまとまりなくふわっと拡散されて、勝手なイメージができていく感じが、もし同じ状況が起こったとしたらと考えると妙にリアル。
ヒカキンが出てくるところとか、現代とのマッチ感を出そうと、こだわっている感じがよい。

報道や社会の闇、政府にとって後ろめたいことが公にならずに、苦しむ亜人がいる。
確かに亜人を人として扱う論ではあるが、共存したらよいものが、あえて設定で共存しないことで、アクションになる、とわかってはいるものの、もし現実に起きても同じようになり得るんじゃないか、と感じる。

まあこういう視点がアクション映画でも入ってくるのが、邦画のおもしろさで、もちろん今作の見所はそれよりも、度重なるアクションシーンと頭脳戦であることは言うまでもない。

亜人テログループ vs 亜人+人。
人に理不尽にモルモット扱い(実験台に)され続けた佐藤(綾野剛)を中心に、パートナーの田中(城田優)、ハッカーの奥山(千葉雄大)、仲間の高橋(山田裕貴)とゲン(平埜生成)が、人(特に政府)に対して宣戦布告する。

主人公の永井圭(佐藤健)も、実験台にされていたが、期間は佐藤と田中よりは長くなく、様々な理由から政府(厚生労働省)側につくことに。
人の主導は戸崎(玉山鉄二)で、その側近にも亜人の下村(川栄李奈)がおり、両者が激突することに。

設定や話の進め方がおもしろい。
対立(衝突)のさせ方もわりと自然だし、現実味があるのがスッとストーリーに入り込んでいける所以でもある。

終盤にいくにつれて、頭脳戦×アクションがデッドヒートを迎えてくる。
多方面で繰り広げられるそれぞれの戦いを、絶妙なタイミングでカット割りして、映し出していく演出には興奮した。
若干ウルっとする場面も・・・

最後どうなるかは言いませんが、なかなかのラストで、興奮するのは間違いない。(もちろんアクションにも興奮!)

今作は、冒頭にも書いたように、綾野剛川栄李奈浜辺美波と好きな俳優・注目の新人俳優が出ているから見たのではあるが、それぞれよかった。

綾野剛は言うまでもなく、あの謎めいた奇妙な亜人役が合いすぎていて、アクションシーンなんかももうさすが!
何でもこなしちゃうのが本当にすごい。

川栄李奈は、初のアクションだと思うけど、初めてとは思えないほどの完成度。
普段はかわいい感じだが、こんなクールな役もハマるし、女性の二面性を上手に演じている。
正直、自己犠牲を厭わず、健気に戸崎を守り、クールなアクションシーンと優しくてかわいい普段とのギャップのある川栄李奈が演じる下村に惚れちゃう人出そう。笑
その分、戸崎が憎たらしかったー!笑

浜辺美波は、個人的にアクションを期待していたが、病気がちな妹役で残念ながらアクションシーンはない。
でも、感情の機敏を表現するのが難しい役柄の中、よかったと思う。(やっぱりひいきめに見ちゃう笑)
キミスイとはまた違った浜辺美波が見れた。

佐藤健城田優玉山鉄二も役に合ってるなーと。
個人的に千葉雄大があんな役柄やるのが意外だったのと、山田裕貴に至っては、サイコなぶっ飛び役が定着しつつあるな。笑

個人的にはおもしろかったし、何よりキャストがよいので、観る価値はあるかなーと思います。

リセットブームが起きそうな!!