Cinema Life Career

映画紹介を中心に、仕事観やキャリアについてなど、世界観や見えていること、日常の中で感じていることを徒然なるままに綴っていきます。

【ドラマ】過保護のカホコ 〜すっばらしい純愛と優しさに溢れたドラマ〜

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今さらですが…。

愛と優しさに溢れたすっばらしいドラマでした。
ドラマを通して、大きなテーマとして感じたことは、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」と近しいものがある。

知識よりも、権力よりも、体裁よりも…人をありのままに愛すること、愛せることが、こんなにもすごく、尊く、素晴らしく、でも難しい。

愛されること、自分のためを本当に思って寄り添ってくれていると思うからこそ、人は心を許して、心を開く。
その人のためにも何かしてあげたいと思うようになる。

そこに間柄の近さ、遠さはそこまで関係なかったりするんだろうなと。
家族も人と人だし、愛がなければ他人同士であることに変わりはない。

でも、愛し愛されること、お互いがお互いのためをただ思える関係になれれば、間柄は関係なしに、家族のような関係になれる。

結婚って詰まるところ、そういう関係になれることが理想。

カホコは確かに過保護に育ち、世のことを何もわからずに、大人になってしまった。
それでも、その愛を適切に受け取ったからこそ、こんなにも愛に溢れた大人に育ち、その愛は本当にそれに気づくときに周りに伝播され、いつの間にか、たくさんの人から「この人のために何かしてあげたい」、と思われるような存在になる。
見返りを求めない誰かのための行動は本当に伝わっていき、結果的に回ってくる。

愛し方は人それぞれだが、受け取り方もとても大切で、恥ずかしさやプライドは愛を受け取るときには、本当に邪魔になる。
ほとんどの人はそこで素直になれないんだと思う。

こんな愛に溢れているカホコだからこそ、人を幸せにできる職業として選んだのが、親の愛情を感じることができない子供たちの保育士。

幼い頃に愛に触れることで、人を愛せる人になれるし、人のために頑張れる人になれるし、人の嫌がることはできるだけしないようにしようと思える人になれる。

そして愛や優しさはちゃんと伝わるんですね。
そこに愛や優しさがあるかどうか、は受けとる側は意外と敏感に判断する。
これは色んな人と話していて思うこと。

愛し愛される関係になれることって思ったより奇跡的なことなのかもしれない。
それは与える側も与えられる側も、同じようにその人のことを思えるようになるまでの積み重ねであるから。

最終回の1つ前の回では、おばあちゃんが、大事なのは、愛に自由があるかどうか。
考えることを人から奪わない。
愛ゆえの束縛はダメで、権力や立場や威圧感を利用しての押しつけや命令で思考停止にさせるのもダメ。
家族間のみならず、仕事や恋愛においても大事なことを伝えられた。
正しい人の愛し方。

総じて愛がテーマだったけど、この作品を見て一番に思ったことは、こんな時代でも、いやこんな時代だからこそ、「正しく人を愛し、正しく人に愛され、それを受け入れられるような人になりたい」ということ。
全員とではなくていいから、少しでも多くの人と、より深く関わっていく人と。
簡単なことのように思えて、本当に難しいことだから。
その想いがより強まった。