Cinema Life Career

映画紹介を中心に、仕事観やキャリアについてなど、世界観や見えていること、日常の中で感じていることを徒然なるままに綴っていきます。

【映画】キングダム 〜すべてを賭ける夢はあるか〜

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キングダム

 

すべてを賭ける夢はあるか

 

原作未読。

周りでも好評が多かったので読みたいと思いながら読めてなかった原作が、映画化されるとのことで楽しみに鑑賞。

 

完全なるフィクションを題材としている作品ではなく、実在していた紀元前3世紀の古代中国の戦国時代を題材にしているからこそ、より興味が湧いてた。

 

中国と日本ではそもそも歴史も広さも全然違うからこそ、この物語自体の壮大さも物凄いものがあった。

今までの鑑賞した歴史物の中でもかなりのエンターテインメント超大作。

今作を原作、監督、キャスト含め全てを日本人中心に製作しているのが驚き!

 

中国が今のように一つの国として存在してなく、誰もがわかれた国の中の王になることを目指していた時代。

日本の歴史のようにカーストがしっかりとできていて、奴隷となったら大人になっても奴隷が通説。

そこに希望も夢も普通なら持てるわけもない。

 

そんな中、信(山崎賢人)と漂(吉沢亮)の二人が奴隷から将軍として軍を率いることを夢見て奮闘していく。

 

今よりも何も整ってないし、手を差し伸べてくれる人もいない中、それでも友情を軸に果てしない夢を追っていく2人にまずは感化させられる。

 

それぞれ性格も異なっていて、バディムービーにありがちな主人公2人という感じだったが、その友情の深さと重さ、そして夢に立ち向かっていく力強さと破天荒さが相まり突き抜けていた。

 

信が新たに出会う人たちと遭遇する状況の中で成長していく姿と、漂の過去を辿りながら感情移入させてくれる展開にグッと来てのあのラスト。

感動の連続で終わり方もとてもよかった。

 

ちゃんと伏線も回収されていくし、出てくる人たちのキャラクターもそれぞれ独特でキャラ立ちしていて、内容もよくて、わりと全てがハマってておもしろかった。

アクションシーンも物凄い迫力と緊迫感あって目を見張るものがある。

 

そして山賊はなんか忍びの国の忍びみたいな刺客感あった。

 

情報は溢れていて、今よりも夢を持ちやすい環境なのに、ついつい目の前のことに陥りがちで、現実しか見えなくなっていく現代の人たちに、夢を見て諦めずに行動を起こすことの大切さを教えてくれる作品。

でも一番としてはやはりエンタメとしての展開とアクションのおもしろさが際立っている。

本当に映像化できたの凄い!


原作がどんな感じなのかわからないけど、秦王が中国統一するまでを描く続編を期待。

原作読んでたらもっと楽しめたかも!原作も読んだ方がいいかなー。


P.S.

佐藤信介監督の実写化はデスノートがひどかったこともあり、避けていた傾向あったけど今作はとてもよかった。

かなり原作者と脚本を詰めたみたいですね!

キャストもよかったー!

山崎賢人はいつもの山崎賢人でも安定のよさで、今作は特に吉沢亮長澤まさみ坂口拓がとてつもなくよかった。

吉沢亮一人二役が様になりすぎてる。長澤まさみ、美しすぎる。坂口拓、異彩を放ちすぎてる。

大沢たかおもハマってたような感じする。

あと本郷奏多の憎たらしい役も安定すぎ!