Cinema Life Career

映画紹介を中心に、仕事観やキャリアについてなど、世界観や見えていること、日常の中で感じていることを徒然なるままに綴っていきます。

【映画】天気の子 〜自らの気持ちに正直に生きるということ〜

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天気の子‬

これはー僕と彼女だけか知っている、世界の秘密についての物語。

世界の大多数よりもたった1人の最愛の人を選ぶ純愛を、まさかの天気を題材にここまで自然と情緒溢れる形に落とし込んでいく内容に、いつの間にか魅かれていき、引き込まれていった。‬
‪個人的には『君の名は。』より好みな感じ。

 

映像と音が綺麗なのは言うまでもなく、細部までリアルな今をアニメーションで再現しつつ、物語についてはファンタジックに、ブレない純愛の強さと何よりも純愛を選ぶ美しさを圧倒的に表現し、証明していく展開が凄い。こんなのありか!

 

メッセージは本当にそれだけ。でもそれだけで十二分。‬
性善説に溢れた愛と愛が彩る二者間の物語の美しさは、どんな状態で観てもやはり感動するもの。‬
‪自分自身の心が死んでなかったようでホッとした。笑‬

 

都市伝説みたいなことをうまく現実の物語に織り込んで、本当にこんな世界もあるのか、こんな未来が来るかもしれない、と思わせてくれるのが新海誠監督。‬
‪妄想であろうが、ここまで形にしちゃうと本当の一つの確かな世界になっていく。‬
アベンジャーズのときと同じようなものを感じた。

 

あと題材選びがとてもよい。‬
‪天気に関しては誰にとっても普遍的であり、移入がしやすい題材で、そこを軸に作るからこそ、どちらか一方を選択することの重みがかなり効いてくる。

誰よりも、何よりもその人にとっての1人の命の重み。‬
‪その選択が作った世界はあんな状態になったけど、なんやかんやで適応していく人間の適応力の可能性とだからこそ自分の心に正直になって生きる選択をとってみても意外と世界はちゃんと回っていくことについても触れられていたように感じる。

 

そして何と言っても今作でもハマりにハマるRADWIMPSの楽曲。‬
新海誠RADWIMPSがここまでシンクロできるのは、世界を敵に回しても最愛の人を選びたい想いの強さ、それだけ愛に正直になること、一直線になることに対しての肯定とそれがよいことであると信じてやまない点がリンクしているところにあるのかなと。

 

わかりやすい曲で挙げるとRADWIMPSの『マニフェスト』や『ます。』と『トレモロ』や『ふたりごと』を融合して、より深めて物語性を増して映像化した世界観が、新海誠作品(『君の名は。』と『天気の子』に関しては)な感じがする。
前者が一直線な純愛の爆発、後者が幻想的でワープする展開。

そんなあらゆるものを考慮して、新海誠監督はRADWIMPSに楽曲提供をお願いしたのかなと思った。

 

新海誠野田洋次郎は表現の形に違いはあれど、思考回路が似てるんだろうなーと思う。
よい意味で青くて若々しい。
どこまでも純を信じてやまないその姿勢が作品に溢れ出ている。

ファンタジーに浸るのが難しい自分でも浸れるファンタジーに最近よく出会えるのが嬉しい!
わかりやすさと美しさと綺麗さ、あらゆるものがシンクロして起こす化学反応。
妄想をこんな形(表現)に昇華することができるのは本当に凄いなーと思った。

 

個人的に思うことは、こういう作品に魅かれる人がこんなにも多くて一世風靡していくのに、なぜ日本は自殺大国になってしまっているのか、ということ。根深い問題。
届くべき、届いて欲しい人に届いていないのかな。
まあそんな簡単に片付けられる話じゃないですね。

P.S.
声優としての森七菜と本田翼がとてもよかった!
平泉成は相変わらずの平泉成でした。笑
陽菜が作ってた料理、いかにもB級感あったけど、めっちゃ美味しそうだった。あれ食べたい!笑

 

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